眠りの伝導 sleep

あなたは、毎晩寝ているか?眠っているか?UPDATE. 2018.8.05

この違いがおわかりでしょうか?

漢字で見るところでは、『寝』と『眠』

 

『寝』という字には、宀(うかんむり)があります。

そもそもうかんむりは、交差して覆う屋根をかたどり、家屋を意味します。

そこから『寝』という字は、家の奥にあるベッドのある部屋のことで、そこでの行動が『寝る』ということになったのです。

 

見た目でいうところの、体を横にした状態のことですね。

 

「ソファに横になって、少し休んでね。」なんて、よく言いませんか。

 

英語では、『lie down』。

 

熟語では、寝室、寝具、寝台など。

 

なんとなく目視できる物理的な空間や状態のイメージがありませんか?

 

かたや、『眠』。

 

目(へん)があるので、こちらはなんとなく生理的なイメージを持てないでしょうか。

 

英語では、『sleep』。

 

熟語では、睡眠、安眠、冬眠など。

 

もうお気付きですね。

 

量ではなく質を求めるには、当然『寝る』ことではなく、『眠り』を求めるべきです。

 

『眠り』には、二つのスイッチの連動が鍵!

 

見た目ではわからないけれど、一旦活動スイッチをオフにして、次の活動の準備のためのリカバリー(回復・再生)スイッチをオンにする。

 

ひとつのスイッチのオン(活動)・オフ(休息)ではなく、もう一つ大切なスイッチ(リカバーリー)との連動がなければなりません。

 

このもう一つスイッチが入ることで、夜心身のあらゆる場所で、回復・再生機能が動き出し、翌朝からの活動の準備が整えられるのです。

 

そして、この持続性こそが、長い目で見ると、健康維持に繋がります。

 

いとしやが、皆様にご提案したいことは、寝る環境ではなく、眠る環境。

 

寝具ではなく、『眠具』なのです。

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