コラム column

熱帯夜を快適に眠るための対策5選UPDATE. 2023.6.08

『夏の熱帯夜を快適に眠る』

今年も本格的な夏がやって来ました。😅

夜も気温と湿度が下がらず、睡眠の質も低下して、いわゆる『睡眠負債』を抱える熱帯夜が続きます。

 

今回は、その対策を考えてみましょう。

 

 

対策1 

エアコンを上手に使う

 

 

設定温度は24℃〜25℃で強風。

 

寝る前に26℃〜28℃に設定で微風(おやすみモード)

 

風が直接体に当たらないように、足元から、もしくはスィング。

 

サーキュレーターや扇風機で風を壁や天井に当てて使用して、部屋の温度の均質化。

 

タイマーの設定は、寝付いて、少なくとも3時間はぐっすりと眠って、目が覚めないように。

(体の回復修復のゴールデンタイム)

 

 

対策2 

お風呂

 

 

就寝の1〜2時間前に40℃以下のぬるめのお湯で15分〜20分。

 

副交感神経を優位にしてリラックスタイム。冬よりは短めにして。

 

直前の熱いお風呂はNG.

(交感神経が優位になり、寝つきが悪くなる)

 

※職場のエアコンが寒く感じる場合は、やはりぬるめのお湯で20分〜30分で、ゆっくりと体を温める。

もしくは部分浴もOK

 

 

対策3 

食事

 

 

就寝の3時間前には終わらせる。(消化時間)

 

食材は、体をクールダウンさせる夏野菜。(トマト・きゅうり・なす・ピーマンなど)

 

夏は汗をかく量も増えるので、眠る前と起床時に美味しいと感じる量お水を1杯飲む

 

 

対策4 

寝具は通気性と吸湿発散性が良い資材を選ぶ

 

 

パジャマや敷きパットの生地は、ガーゼ、サッカー、楊柳、ハニカムなど、肌に密着せず、通気性の良いものを選ぶ。

 

素材は綿よりもの方が吸湿発散性に優れ涼しく感じる。

 

枕も首から後頭部にかけて、熱がこもらない通気性の良い素材を選ぶ。

(脳温を下げると眠りが深くなる)

 

 

対策5 

香り(アロマミスト)

 

 

心地よく眠りにつける香りをブレンドしたものが、スプレータイプなどで売っています。

 

香りの力を借りてみるのも一つです。

 

 

さらに、もう一つのテクニック 

 

 

睡眠不足で辛い場合は、

日中に戦略的に仮眠を取るのが有効。

 

但し、4つのルールを忘れずに!

 

①15〜20分。

②15時まで。

③直前にカフェインを飲む。

④完全に横にならない。

 

今年の夏も睡眠負債を溜めないように、元気に乗り切って頂ければと思います。

 

 

眠り屋 店主

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この記事を書いた人

大杉 天伸

大杉 天伸

睡眠環境診断士 睡眠環境コーディネーター 睡眠健康指導士

昭和40年11月1日大分県佐伯市に生まれ。高校を卒業後上京。大学を卒業後、大手家具専門店(大塚家具)に入社。ここでインテリアの基礎知識と経験を4年半積む。1992年寝具店の家業を継ぐため帰郷。2年後あるメーカーさんを通じ不思議な魅力を持つエヴァンジリストという肩書きの小阪裕司先生と出逢う。この運命の出逢いが、いとしやのビジネスモデルの原点。1996年『布団屋』から『眠り屋』へというコンセプトで大分店オープン。

  • 日本睡眠環境学会『睡眠環境コーディネーター』
  • 日本睡眠環境研究機構より『睡眠環境診断士』
  • 日本睡眠教育機構より『睡眠健康指導士』
  • ドイツで行われる寝具と家具(ベッドマットレス)の国際見本市を毎年視察継続中。
  • 大分放送(OBS)ラジオ『快適睡眠のすすめ』パーソナリティーとして毎月出演中。
  • これまでに、メディア(TV・新聞・情報誌など)取材、産業界・官公庁・学校・自治会などでの講演の実績も多数。

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