アートギャッベ®レポート artgabbeh-report

インターナショナルコレクションUPDATE. 2020.7.02

スイスで買い付け

基本、『アートギャッベ』は、日本人の経験豊富なバイヤーが、イランの首都テヘランにあるゾランヴァリ社で買い付けを行うのですが、最近はギャッベがヨーロッパに広まるきっかけとなったスイスでも買い付けをしたものが、数枚入荷しています。

 

本場イランで買い付けをしたものと、どことなく雰囲気が違って、ヨーロッパのファンが好みそうな気がします。

 

オールドギャッベとは?

今回ご紹介する『オールドギャッベ』は、名前が示す通り、出来上がって30〜40年時を経ています。

 

実際に遊牧民が使っていたもので、確かに使った感があり、でもそれが新しいギャッベにはない風格のようなものを感じます。

 

写真ではわかりづらいですが、色の風合いもちょっと違います。

 

実は、この頃遊牧民の間に、『魔法の粉』として普及したのが、化学染料。

 

そりゃ〜、手間暇かけて染める草木染めと違って、あっという間のレベルで染まるということで、広まったようです。

 

Easy come, easy go.

なんでもそうですが、簡単に手に入ったものは、簡単に離れていきます。

 

化学染料で染めた色は最初は美しいのですが、やはり草木締めの奥深い色とは違いました。

 

さらに、遊牧民たちが言う「色が育つ」という感覚のものではなかったのでしょう。

 

草木染めという伝統の価値の復興に尽力したのが、ゾランヴァリ氏。

 

『ギャッベの父』と呼ばれています。

 

古くなっても価値はある

 

しかし、これはこれで、ある意味貴重なギャッベ。

 

遊牧民たちの歴史や文化を知る上で、大切な遺産とも言うべきでしょう。

 

そして、このちょっと使ったヴィンテージ感は、アンティーク家具や薪ストーブの近く、古民家などの空間には、しっくり納まると思います。

 

世界中に、オールドを探しているファンもいるようです。

 

ライオンギャッベ

オールドの中でも、このライオンをモチーフにした通称『ライオンギャッベ』は、特に人気があるようです。

 

ライオンは、王と力の象徴。

 

このようにライオンギャッベだけの本も存在します。

 

リアルなライオンからは、かなりイメージが違いますが、じっくり見ていると、ちょっと不思議な癒され感があります。笑

 

一枚一枚表情の違うライオンは、商品化されていない織子さんの自由な想像力が、とても興味深いです。

 

どちらかというと、男性好みかな?

 

このように、『アートギャッベ展』は、単なる色柄を選ぶ絨毯の展示販売会ではなく、その世界の奥深さを知ってもらう、文化の交流の場と位置付けています。

 

私たちと一緒に、異文化交流してみませんか?

 

次代に引き継ぐ、本当に大切にしていかなければならない価値が、見えてくると思いますよ。

 

眠り屋 店主

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