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くつろぎの空間に欠かせないモノ。UPDATE. 2006.7.07

お店に来店されたお客様によく言って頂く言葉がある。


「ここ落ち着くね。ここに住みたーい。」


ありがたいことです。ゆっくり寛いで頂きたい。
お客様がいらっしゃらないときに、せっせとディスプレイ替えやそうじをしてる甲斐があるってものです。


ところで、『寛げる空間』ってどんなところなんでしょう?
やさしい灯りがともり、心地良いBGMが流れ、適度な空間に余裕があり、自然の素材を使った家具に囲まれ、かわいい観葉植物が置かれた、とてもシンプルでナチュラルな空間。
確かに見た目ではこんなイメージでしょう。


インテリアのことに携わってかれこれ20年近くになりますが(4年半某大手家具店に勤務含む)、本当にその人にとって寛げる空間に必要な条件。

最近の私の中では、 『絶対』が着く程になった大切なキーワード。
それは
『愛着』


どうでしょうか?
今自分の暮らす空間に、「これだけは・・・・」という愛着のあるものがどれだけありますか?

確かにインターネットや通販等で、物や情報は溢れていますが、買って来たばかりの物に愛着はほとんど感じないでしょう。


だって愛着って使い込んで、次第に芽生えていくことでしょ。
愛着の持てない物に囲まれると、そこは愛着をもてない空間。


空間自体に愛着を持てないのに、どうしてそこに『寛ぎ』なるものが存在するでしょう。
愛着のない物が増えれば増える程、空間は殺伐としてきます。
例え高価な物がたくさんなくても、ひとつでもふたつでも『愛着』のあるものの存在は心を知らないうちに和ませてくれます。


では愛着が湧くものとはどういうものなのでしょう?
(ここでいう愛着とはその人個人にとってということです。)


それはその人がこれから何十年もお手入れしてでも使い続けたくなった物。
そして掃除したり、磨いたり、修理したり、使い込んでいくうちにその物にではなく、そうしている人の内側(心)に愛着が生まれてくるのです。


言い換えると、
愛着のある物ではなくて、物に愛着をもって見れる(接する)ことができる自分に変わった ということです。


次から次へと物を変えるのも刺激的ですが、どんなに変えても何か満たされない。
何か隙間が埋まらない。
それは大事な『感じ方』を失っているのかも知れませんね。


何か物を選ぼうとするとき、その時点での価値を説明されるより、将来その物に愛着をもって接っすることができる素敵な自分になるための方法を教えてくれる人と出逢っていきたいです。


暮らしの中で、愛や夢を育んでくれるもの。
本当の意味で今の私達の必需品。


いとしやでそんなコトに多くの方が出逢って頂ければ幸せです。


眠り屋 店主

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