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純情きらり。UPDATE. 2006.6.28

私が何故か、あるセミナーをきっかけ(6~7年程前だったかな)に早起きをするようになって、生活習慣でひとつずうーっと続けてることがあります。
というよりは、毎日楽しみにしていることがあります。
それは

 


NHKの連続ドラマ小説を欠かさず見ること。
夜の他のドラマはあまり見る気がしないのですが、ていうか出張や会議等で見れなかったりすることが多々あるし、集中したい時に子供がワーワー騒ぐし、かといってビデオ撮るまでの熱意はなく、ドラマは諦めてました。
ところが朝早く起きて、ふとTVをつけて見たのが始まりでそれ欠かさず見ています。


今ハマってる自分に不思議な感覚を覚えます。
というのは、学生の頃親がこれを欠かさず見ていた記憶が蘇りました。
当時は「こんなの何が面白いんやろ?」と、何かもっといろんな意味で表面的な刺激を受ける番組を楽しんでいた自分がいました。
でも、その親達と同じ年齢になり、このドラマの 奥深さを感じられる感性が身についたんではないかと・・・・?
しかも忙しい商売人にとって、1日3回放送され、15分という短い時間もとても ありがたい。(今こんな心境なんです。)


前作は、由布院を舞台にした『風のハルカ』でしたが、4月から『純情きらり』が始まりました。
昭和15年、私も生まれてない時代の話です。
今日の内容は、突然の郵便配達人が「おめでとうございます。」と言って届けられた1枚の封筒。
それは主人公が想いを寄せてる男性に来た通称『赤紙』(召集令状)でした。
その突然の知らせに、隠しきれない動揺をアップになった彼女の『目』が語ってました。(本当に人間の『目』は心を語るんだと実感しました。)
この時代日本のあちこちでこんなことが実際にあってたんだろうなー。(涙)


今の自分達は・・・・
日々目に見えるものを追いかける役割を与えられてはいるが、目に見えない大切なものも既に与えられていることを忘れないようにしよう。
それは無くした時に気付く、本当に大切な心の支え なんですよね。
追い求めるエネルギーも必要ですが、心の支えの存在 を忘れてしまわないように。
自分で選んだ役割によって、本当の自分を見失わないように。
最近とても気になる言葉があります。
ずーっと以前から使ってたとてもシンプルな言葉です。
「お陰さまで」
この言葉を心の深い所から発せられる、大人になりたい。
最近ようやく、取って着けたような『台詞』を言ってる自分に気付きました。
眠り屋店主、心の旅の道のりはまだまだ先が長いようです。

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