東京都がポスター制作。UPDATE. 2006.12.14
そのポスターの内容はというと、
『子供の生活習慣改善に睡眠の重要性訴求!』
というもの。
最近、子供が関わる事故や事件が社会問題化しているが 、東京都内の保育園で園児の保護者の半数近くが子供の生活リズムに問題を感じたり悩んでいることが分かったとして、東京都教育庁は子供の生活リズムの改善を促進するために作ったもの。
この背景には睡眠不足があるとして「見直そう、親子の生活習慣」を主題に、その中で「まず、早起きからはじめてみませんか」のキャッチフレーズによるポスターを製作。「昨日まで夜更かししていた子に、『さあ、今日から早く寝ましょう』と言っても無理というもの。ちょっと眠そうでも、朝、早く起こすことからはじめてみましょう」と呼びかけている。
東京北社会保険病院副院長の神山潤氏の監修による「子供の生活リズムQ&A」によると、睡眠不足では脳の働きが悪くなる。また小さい頃に睡眠時間が短かかった子供は、成長してから肥満になる確率が高く、生活習慣病の確率が高まる。
また、早く起きた人は、遅く起きた人よりも昼間の活動量が多く、元気があると述べている。
実は、私(眠り屋)は知っていました。
質の高い睡眠は、身体を休息させるためというよりは、むしろ脳を活性化させるために全ての生き物に本能として必要とされていることを。
ストレス社会といわれる現代、多くの方が疲れをとって、ストレスを溜めたくないと口では言っています。
しかし、日々の中で一番身体の疲れをとり、心のストレスから解放される時間は間違いなく『眠りの時間』なのです。
故に、大人がその環境やリズムをもう少し意識してもらえれば、子供達への影響も変わってくると思います。
人間が人間だけの価値観(エゴ)で作った生活リズムと、おおいなる自然(地球)のリズムとのバランスを意識することが、これから子を持つ親として大切になるのではないでしょうか。
眠り屋 店主