そんなことにも関係してた?!UPDATE. 2007.10.20
『ぐっすり眠れば目力もアップ!抗炎症・抗酸化力も高まる。
活動している日中は、紫外線、大気汚染、ストレスなども多く、肌を酸化(老化)させる活性酸素が発生しやすくなり、細胞はダメージを受けやすい状態になります。
すでに述べたように、しっかり眠れば天然の抗酸化成分・メラトニンが分泌されるうえ、朝になれば抗炎症力のあるコルチゾールが分泌されるため、ダメージを最小限に抑えることができます。
また、横になることで重力から解放されるので、たるみやむくみを軽減させることも可能になります。
睡眠によって疲れがとれると、筋肉にはしなやかな動きやハリが生まれ、キビキビとしなやかに動くことができ、目ヂカラもアップ。
年齢を感じさせない魅力的な女性になれるのです。
『睡眠は肥満や便秘解消にも効果的』
睡眠不足は肌や筋肉に影響するだけでなく、脳の働きにもダメージを与え、心臓などの循環器系や免疫機能にも影響を与えます。
そのため、睡眠が不足すると記憶力・集中力・注意維持力が低下する、感情が抑えられなくなる、血圧が上昇する、アレルギー性疾患やガンの発症リスクが高まるなど、日常生活や健康にも大きなマイナスに。
さらに、脂質代謝機能にも影響するといわれ、血中のグレリン(食欲亢進ホルモン)は増加するのに、レプチン(食欲抑制ホルモン)は減少しやすくなることがわかっています。
睡眠不足が続けば当然、疲れやすく日中の活動量も減少してしまい、消費エネルギーは少ないのに食欲はある状態となり、太りやすくなってしまうのです。
睡眠不足の人は夜の食事が遅くなりやすく、眠気が強いために朝食を抜きがちになります。
便意は通常、胃が十分に休んだあとに食事をとることで起こるので、朝食を抜くことで便秘にもなりやすいといえます。
『女性の眠りはライフステージによって変動しやすい』
女性は生理などがあり、男性よりも1ヶ月のリズムに影響を受けやすいため、眠りの質はライフステージによって変動しやすいようです。
睡眠不足や不規則な生活を続けていると、生体リズムが乱れて生理不順になりやすく、逆にホルモンの分泌が変動すると眠りの質も低下しやすくなります。
肌や体調を管理するには睡眠時間だけでなく、生活スタイルにも気をつけることが必要です。
妊娠中に起こるマタニティーブルーや更年期症状も、睡眠不足の人ほど症状が重くなりやすいといわれているので、質の高い生活を送るためにも睡眠は重要です。
女性の皆様、どうでしょう?
思い当たることがあるんではないでしょうか?
それでは次回からは
『美肌をつくる快眠法=実践編=』に突入します。
眠り屋 店主