エコショップの更新審査UPDATE. 2008.2.19
いとしやサポーターならご存知でしょうが、大分市にエコショップの認定を受けて丸5年が経とうとしてます。
というわけで、更新の申請を以前しておりまして、本日大分市清掃課の職員の方と消費者の代表の方(計4名)がいらっしゃって現場検査がありました。
3つの部門で聞き取りと現場の調査が行われ、無事終了。
今回は前には無かった羽毛布団のリフォームマシーンに、ご一行様興味津々。
まあ、無理もございませんが・・・。
寝具って家庭から出る粗大ゴミの量としてはかなりありまして、東京都、大阪府の粗大ゴミの1位は布団なんですよ。
その事実を知った時、何でそんなにゴミになるんだろう。
私の感覚からすると一瞬不思議に思ったのですが、考えてみますと、世の中「使い捨てにしてください」と言わんばかりの布団がたくさん出回っている。
眠りの大切さという『コト』を提案せず、布団という『モノ』をただただ量的に売ってきた結果、こんな生活者の意識を作ってしまった情けない寝具業界。
量販店で安価な物が出回り始めた時、そこに負けじと価格競争。
そこには、眠りのプロとしてのプライドを手放してしまっていた光景が浮かんできます。
この事は別に寝具業界に関してだけ言える事ではないと思いますが・・・・。
『LESS & BETTER』(よりよいものを少しだけ)
日本という風土から生まれた日本人が持っていた価値観をここ数年で取り戻す人達がグッと増えてくるという予感がします。(またそうならないといけない。)
そうなった時、多くの方が探すのは良い寝具ではなく、そのスピリットを持った人(企業)だと思うのです。
もっと簡単にいうと、『この人(会社)から買いたい!』と。
『モノ』から『コト』へ。
これからもいとしやの進む方向をより多くの方と見つめて(共感して)いっしょに進んで行きます。
眠り屋 店主