この前、お店のスタッフと食事会をするということで、街に出ようとするのに、初めて電車で行きました。
うちは郊外に位置し、お客様は９９％車でいらっしゃるという立地。
私もとにかく常に車で移動していました。
スタッフより、電車の心地良さやワクワク感を伝えられ、妙に乗りたくなってしまいました。
（うちのスタッフはほんと価値を伝えるのが上手だな～ 。乗せるのが上手い！）

ということで、電車に乗ってしまいました。
最寄りの無人駅までは妻に送ってもらい（車で３分ぐらい）、電車を待つこと５分。

踏切の音がなって、電車が近づいてくる。
見ると、１両編成。
これぞローカル！
実にいい！ 
当然、一番前で立ち姿勢。（ほとんど子供状態）

車輪と線路のぶつかる振動と音が足裏に心地良く伝わってくる。
いくつもの踏切の音が近づいては遠ざかる。
車の時は、この遮断機に行くてを阻まれるが、今日は逆。
何故か優越感。 

見ず知らずの人々とひとつの空間を共有する車内。
程良い緊張感も漂う。
乗ってる時間は１５分。
いつもと違う感性を刺激されたような気がします。
当然帰りも電車。

時間が決まっているので、食事会もだらだらとせず、切れのいい〆方。
夜風に当たりながら、駅までのスタッフとの会話も非日常的で心地いい。
これで『大福』４８０円は安い！
お後がよろしいようで。

眠り屋　店主

text=アフター９のリラックス いとしや