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心躍る魔法の絨毯UPDATE. 2011.5.10

いよいよ『アートギャッベ展』開催まで、あと4日。
そんな中、ギャッベの世界を表現した一冊の本と出逢いました。
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これは1人のカメラマンと1人の編集者が「ギャッベに恋して、魅せられた」記録である。
この本のIntroductionには、こう書かれてある。


『ギャッベの魅力は何か、それは知性だけで理解しようとしても不可能である。染料が天然であるとか、糸が手紡ぎの原毛であるとか・・・・、そんな様々な要素を越えて、私達の感性をゆさぶるものがある。カシュガイの女性は、家族の幸せを願う気持ちや美しい自然から受けるインスピレーションを、天真爛漫に一枚のギャッベの中に織り込んでいく。その豊かな表現力、自由な発想に基づく独創性こそが、この絨毯の命であり、魅力であると感じている。』


そして、次のページを捲るとプロローグへ。
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イラン南部のザクロス山脈、標高2000~3000mの山岳地帯で羊とともに遊牧生活を営むカシュガイ族の人々。彼らは自分がカシュガイ族であることに大きな誇りをもって生きている。

「我々は人に優しく親切で、家族を大切にし、決して他人と争わず、人との約束を守ります。」
大自然の厳しい環境の中で生きていくカシュガイ族の相互に助け合う精神と、他者の尊厳を重んじ、誇り高く生きてきた彼らの思想は、この地で300年にもわたって遊牧生活を営んできた歴史の中で、生まれ、受け継がれてきた。
そんなカシュガイ族の女性たちが、天と地にある森羅万象を感性豊かな心でとらえ、家族の幸せを願う模様を織り込んだ絨毯、それがギャッベである。
「悲しみを忘れるために織り、喜びを忘れぬために織る」
カシュガイ女性が魂を昇華させた手仕事の魅力が、私たちを「ギャッベの旅」へと誘った。


いとしやの2階アートサロンが、時空を超えて、その息を呑む素敵な世界へ変わる9日間。
皆様も、私達といっしょにその世界を旅しましょう。
きっと、日頃忘れてしまっていた『大切なコト』に出逢うはず・・・・。


眠り屋 店主

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