お父さんの涙UPDATE. 2012.12.15
昨夜のNHK-BSプレミアム『世界遺産 時を刻む』を観ました。
『イラン絨毯に描く遊牧民の夢』
過酷な遊牧生活の中、家族を大切に、民族の誇りを共有し、自然への畏敬の念を忘れない、そんな素朴なカシュガイ族の生活。
自分自身のあり方を振り返る良い機会となりました。
特に、19歳の娘を遊牧を営む男性のところへ嫁にやるお父さんが、結婚式の当日こらえきれずに涙するシーンに、二人の娘が居る私は、目頭がぐっと熱くなりました。
またもうひとつの家族の暮らしでは、あたりまえのように、家族のために毎日何回も水汲みに300mを重い台車を押して往復するカシュガイの14歳の娘。
そんな健気な手から織り出されるギャッベだからこそ、私達の心に何か伝わってくるものがあることがわかりました。
これからも、いろいろな出逢いを大切にしていきます。
そして、いとしやを訪れる多くの方に、『ここに来て良かった。』と思ってもらえるよう、努力していきます。
眠り屋 店主