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1人で乗った○○○UPDATE. 2013.2.22

今までの街並みとは、ちょっと趣きの違うこの乗り物。
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これ観覧車なんです。(下から見上げてる)
遠くから見えてはいましたが、まさかこれに、自分が乗りたいという衝動にかられるとは、ここに来るまで思いもしませんでした。


いや、でも、どうしても乗りたい!
How much?
10ユーロ。
安いもんだ。


お金というものは、そのものに価値はなく、使う人の価値の見出し方によって高くも安くもなるものだ。


早速その列に並ぶが、前も後ろも私よりでっかい人達ばかり。
前は、あつあつカップル、後ろは3人グループのギャル。
みんな私より背が高いく、一人アジアの谷間状態。
しかも、前のカップル、『その~、乗るまでに何回チューすればええねん?』(何故か、いきなり関西弁になっとる。)
『もう、乗ってから二人の世界でしてくれ。』
『もう、こっちが恥ずかしゅうて見てられんわ!』


文化の違いをはっきりと認識。(ここでですか?)
20分ぐらい待ったかな~、やっと乗り込む。
そしてゴンドラはゆっくりと弧を描きながら、上昇。
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『ワオッ!』
『美しい。』(雪の夜のシャンゼリゼ通り、遠くに凱旋門)
寒さも忘れて、ひとり子どものように、ゴンドラの中ではしゃいでました。
4~5回転して、降ろされる。
『いや~、キレかったわ~。』
いい思い出ができたというところで、『今回は、この辺で勘弁してやろ。』と、訳の分からない台詞を呟き、パリの観覧車をあとにして、地下鉄に向かいました。
そろそろ身体も冷えきってきて、帰るモードたっぷりだったのに、また私の好奇心に火をつける建物が・・・。
つづく


眠り屋 店主

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