貴重な経験UPDATE. 2013.3.01
そうなんです。
メーカーの担当の方は、千葉在住なので成田に着けばOKなのですが、私はそこから更に乗り継ぎ福岡まで帰らねばなりません。
出発が23:30で、12時間のフライト、+時差8時間ということは・・・。
完全に乗り継ぎは無理です。
どうなるんだろう?
ANAの方は、「成田について正式にご案内します。」と言っていたが。
もうここまでくると開き直りですね。
飛行機の中では、DVDも行きに観たのと同じなので、とりあえず食っちゃ~寝~、食っちゃ~寝~してました。
で、無事に成田に到着。
で、係の人の指示のもと、その夜は成田から羽田にリムジンバスで移動し、羽田に隣接のホテルに宿泊。
もう、夜中の11時まわってます。
次の日は、朝一の福岡便になるというスケジュールでした。
やっと、ホテルの部屋に入り、上着を脱ぎ、荷物を整理し、いつものようにベッドにドサッと腰を降ろすと。
「かった(硬)!なんじゃこりゃ?!」と、ひとり言を呟いてしまうほど、マットレスが硬いのです。
普段自分が寝ている感触とも、2週間ヨーロッパで体感したものとも違う、専門的に言うと、『極めて体圧分散ができていない』マットレスだったのです。
これ、外国の方が寝たらどう思うだろう。
きっと「日本人は、よくこんなので寝れるなぁ~?」、睡眠に対する意識の低さや、情報の乏しさを感じ取るでしょう。
案の定、朝までに何回寝返り打っただろうという寝心地でした。
睡眠環境診断士として、旅の最後に日本の睡眠環境の現状を改めて知ったことも、貴重な体験でした。
まだまだだな、日本は・・・。
そして眠り屋店主として、これからももっともっと多くの方に、睡眠への意識を高めてもらい、より良い睡眠環境の提案をしていかなければと、決意を新たにするのでした。
1ヶ月に及ぶ『眠りの伝導の旅』の追想に、お付き合い頂き感謝します。
終
眠り屋 店主