眠りの伝導 column

睡眠健康指導士(上級)合格しました!UPDATE. 2017.7.29

なぜ、この資格はできた?

2017年7月15日〜17日の3連休、私は日本睡眠教育機構が開催する、神戸で行われた睡眠健康指導士(上級)の養成講座に身を置いていました。(場所は、臨床研究情報センター)

 

朝から夕方までみっちり研修を受けた後、三日目には試験があって、それに合格すれば、上級睡眠健康指導士となるわけです。

今回頂いたテキストには、こんなことが書いていました。

要約しますと、

現代の生活環境は体内時計を狂わせ、正常な睡眠がとれない人々の増加を生み出している。十分な睡眠がとれない状況では、作業能率や学業成績の低下がみられ、社会経済的損失を招きます。特に日本人は他の先進国に比べると睡眠時間が少ないことに気づいておらず、またその国民精神性から、正しい情報を積極的に得ようとしていない。これから日本人が心身ともに健康で、QOL(クオリティー オブ ライフ)の高い生活を送るためには、いかに睡眠が大切であるか、再認識する時期に来ている。よって、その正しい情報源となる機関と、それを正確に早く伝える人の育成が不可欠となる。

 

私的には、これからの日本社会が、必要として必然的に生み出されたように思う資格ですね。

 

既に、昨年初級は認定を頂いていたのですが、より深く睡眠のことを知りたいし、眠りを通じて社会に貢献することをミッッションにしているからには、合格しないわけにはいかないでしょう。

 

内容は、

最先端の『睡眠科学』『睡眠医歯薬学』『睡眠社会学』から構成され、『睡眠の種類』に始まり、『胎児の眠り』『睡眠時間の年齢推移』『一晩の睡眠経過』『睡眠経過の年齢による相違』『睡眠のメカニズム』『体内時計の仕組み』『体内時計の周期』『日常生活における光の明るさ』『睡眠と各種ホルモンの動態』『眠気リズムと体温の変化』『眠気と交通事故』『睡眠時間と生活習慣病』『睡眠時間と死亡の危険率』『睡眠と学力』『睡眠と記憶』等、かなり広範囲。

改めて科学的エビデンス基づいた講義を聴き、睡眠の重要性を再認識しましたし、これからの私たち一人一人の睡眠の質が、良くも悪くも未来の社会に影響を及ぼすことを確信できたものでした。

 

先に知った者の使命

 

それは、貴重な情報を自分だけのものにしていてはダメなのです。

有益な情報は、より多くの人に知って頂いて、本当の世の中レベルの価値となるのです。

それが、私達『睡眠健康指導士』のミッション。

 

共有の場を頂ければ・・・

内容をもっと深く知りたい方は、学校、職場、地域の集まり、各種団体、協会等で、人数は関係ありませんので、講演会や勉強会等に呼んで頂ければ、手弁当でお伺い致します。

 

今までの講演会の情報はこちら

 

お問い合わせは、当社HPもしくはお電話で、お気軽にご相談ください。

 

 

これからも、私は目の前の人に、真摯に向き合って、その方の素敵な未来の創造に、眠りを通じてお役に立てるよう仕事を続けて行きます。

 

眠り屋 店主

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この記事を書いた人

大杉 天伸

大杉 天伸

睡眠環境診断士 睡眠環境コーディネーター 睡眠健康指導士

昭和40年11月1日大分県佐伯市に生まれ。高校を卒業後上京。大学を卒業後、大手家具専門店(大塚家具)に入社。ここでインテリアの基礎知識と経験を4年半積む。1992年寝具店の家業を継ぐため帰郷。2年後あるメーカーさんを通じ不思議な魅力を持つエヴァンジリストという肩書きの小阪裕司先生と出逢う。この運命の出逢いが、いとしやのビジネスモデルの原点。1996年『布団屋』から『眠り屋』へというコンセプトで大分店オープン。

  • 日本睡眠環境学会『睡眠環境コーディネーター』
  • 日本睡眠環境研究機構より『睡眠環境診断士』
  • 日本睡眠教育機構より『睡眠健康指導士』
  • ドイツで行われる寝具と家具(ベッドマットレス)の国際見本市を毎年視察継続中。
  • 大分放送(OBS)ラジオ『快適睡眠のすすめ』パーソナリティーとして毎月出演中。
  • これまでに、メディア(TV・新聞・情報誌など)取材、産業界・官公庁・学校・自治会などでの講演の実績も多数。

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